なぎさ先輩といえば、主人公のかおりを監禁するBADエンドでおなじみです。
何故かと言えば、このエンドのインパクト自体もありますが、
選択肢が難しく、初見だとなぎさ先輩ルートに入ってもほぼ確実にBADに入ってしまうというところが挙げられるでしょう。
(そもそもなぎさ先輩ルートに入りづらいというのはありますが)
私としてはこのゲームにハマって以来、好きな百合カップリングの片方を黒くすることが好きになってしまったので、
制作陣には責任をとっていた…というか私が言いたいのはそこではなくて。
私がいまさら気になったのは、なぎさ先輩がいつかおりを監禁することを思いついたか、なんですよね。
なぎさ先輩のBADエンドは、以下のような流れになっています。
屋上での飛び降り未遂
↓
かおりの部屋でなぎさ先輩を休ませる
↓
かおり、仕事へ
↓
帰りにメールすると、「今、神庫にいるから、来て。」(ここまで同日)
↓
監禁生活開始?
↓
大塚主任がかおりの実家に連絡
↓
かおりの家族が捜索願を出す?
↓
かおり、衰弱死?(END)
まず、おそらく監禁生活が始まったのは、神庫に呼び出された直後だと思われるので、
屋上での飛び降り未遂をやらかした日から、ということになると思います。
…飛び降り未遂した日に想い人を監禁するとは、
(本来は意外とメンタルもろいくせに)何故こういうときだけ鋼のメンタルなんですかね。
正直この情報だけだと、「いつ監禁部屋に引っ越したか」がイマイチよくわからないんですよね。
「なぎさ先輩とこの部屋に引っ越して来て」というモノローグがある以上、
寮のなぎさ先輩の部屋でないことは間違いないと思われるのですが…。
上での考察を踏まえると、監禁直後は寮だった可能性が高い気がします。
あと、かおりは薬品でのどを焼かれています。
これもいつのことだか不明ですね。
上の図で言うと「監禁生活開始?」から「大塚主任がかおりの実家に連絡」の間であることは間違いないのですが、
監禁部屋に引っ越しとの前後関係が不明です。
私の予想だと、寮での監禁発覚を恐れてのことだと思われるので、
監禁部屋引っ越し前だと思うのですが。
それにしても、のどを焼くほどの強い薬品ってどうやって手に入れたんでしょうね。
いくら看護師でもそんなものが簡単に手に入ったらヤバい世の中だと思うのですが。
まあ、それを言い出したら後輩を一人監禁している時点で十分ヤバいのですが、それは気にしないことに。
で、本題の「いつ監禁しようと思ったか」についてなんですが、
まず、突発的という可能性は低いと思います。
理由としては、突発的にしては用意周到すぎるというところですかね。
のどを焼く薬品や首輪、ましてや監禁部屋などとっさに用意できるものではないと思います。
まあ、この3つは監禁してから用意した可能性もありますが、
かおりが逃げられないようにするためのアイテムは必要なので、
何も用意してない状態からだとさすがに苦しそうです。
さらに、なぎさ先輩がかおりとお互い看護師として再開した直後から、
なぎさ先輩がかおりをメールなどで脅していたという事実から考えるに、
そのころから既に最終目的が監禁だった可能性は、まあ、ありえないとは言い切れないレベルですかね。
そういえばなぎさ先輩、かおりを脅す用の携帯をわざわざ契約しているわけですよね。
それを考えたら、寮以外に部屋を一軒借りるなんて…………けっこう大事ですな。
のどを焼く薬品や首輪の用意、それも全て(歪んだ)愛がなせる業。
そう考えると、なぎさ先輩はやっぱりかおりのことが大事だったんだなぁ、と。
大事にするやり方を思いっきり間違えていますが、それはそれで。